Function PHASE
phase
number => phase
number - 数
phase - 数
phase
は、numberの位相(値を極座標で表したときの角度)を ラジアンで返却し、その範囲は マイナスゼロをサポートしない場合は-pi
(含まない)からpi
(含む)まで、 マイナスゼロをサポートする場合は-pi
(含む)からpi
(含む)までです。 正の実数の位相はゼロであり、 負の実数の位相はpi
です。 ゼロの位相はゼロと定義します。
もしnumberが複素数の浮動小数のとき、 その結果はnumberの要素と同じ型の浮動小数です。 もしnumberが浮動小数のとき、 その結果は同じ型の浮動小数です。 もしnumberが有理数か複素数の有理数のとき、 その結果はsingle-float
です。
phase
のブランチカットは負の実軸に沿って第2象限へ続きます。 その範囲は実軸の-pi
(含まない)からpi
(含む)の間の部分から成ります。
phase
の数学的な定義は下記のとおりです。
phase x) = (atan (imagpart x) (realpart x)) (
なし。
なし。
引数が数ではないとき、 型type-error
のエラーを通知するべきです。 型arithmetic-error
を通知するかもしれません。
12.1.3.3. 浮動小数の代替可能性の規則
なし。