Function SIGNUM
signum
number => signed-prototype
number - 数
signed-prototype - 数
signum
はnumberが数値的な値として 負か、ゼロか、正かのどれを指し示すかを決定します。
有理数のとき、signum
はnumberが負か、ゼロか、正かに従い、 -1
, 0
, 1
のひとつを返却します。 浮動小数のとき、結果は浮動小数と同じフォーマットの -1
か0
か1
を返却します。 複素数z
のとき、 z
が複素数のゼロではないとき (signum z)
は同じ位相で大きさが1
の複素数を返却します。 z
が複素数のゼロのときはz
を返却します。
有理数の引数のとき、 signum
は有理数の関数ですが、 複素数の引数のときはおそらく無理数になります。
もしnumberが浮動小数のとき、結果は浮動小数です。 もしnumberが有理数のとき、結果は有理数です。 もしnumberが複素数の浮動小数のとき、 結果は複素数の浮動小数です。 もしnumberが複素数の有理数のとき、 結果は複素数ですが、 その結果が複素数の浮動小数か、複素数の有理数かは 実装依存です。
signum 0) => 0
(signum 99) => 1
(signum 4/5) => 1
(signum -99/100) => -1
(signum 0.0) => 0.0
(signum #c(0 33)) => #C(0.0 1.0)
(signum #c(7.5 10.0)) => #C(0.6 0.8)
(signum #c(0.0 -14.7)) => #C(0.0 -1.0)
(eql (signum -0.0) -0.0) => true (
なし。
なし。
なし。
12.1.3.3. 浮動小数の代替可能性の規則
signum x) == (if (zerop x) x (/ x (abs x))) (