Type BASE-CHAR

UP


Type BASE-CHAR

Type BASE-CHAR

スーパータイプ

base-char, character, t

定義

base-charは、standard-charの アップグレードされた配列の要素の型として定義されています。 実装者は、型characterのサブタイプの型について、 標準以外のものを追加することができます。 その追加する型は、型base-charがスーパータイプになっていても、 いなくてもどちらでも構いません。 また実装者は、型base-charと型characterを 同じ型として定義することもできます。

基本文字(base characters)は、次のように区別されます。

  1. standard-charは、型base-charの中に含まれます。
  2. 基本文字の中の標準文字(standard characters)以外の文字は実装依存です。
  3. base-charのオブジェクトだけが、基本文字列の構成要素になれます。
  4. base-charの文字数の上限は無く、サイズは実装依存です。 文字数の下限はstandard-charの文字数である96です。

ある文字がbase-charであるかどうかは、 文字列を表現する実装方法に依存しますが、 その他の実装の特性や、ホストオペレーティングシステムには依存しません。

例えば、ある実装では全ての文字列を16bitの文字として表現しているとします。 また別の実装では、8bitエンコーディングと16bitエンコーディングの 2種類の文字列を扱うシステムであるとします。 最初の実装では、型base-charと型characterは同じに実装されます。 なぜなら文字の種類が一つしか無いからです。 2つ目の実装では、base-charは8bitの文字を格納できるようにするかもしれません。 このような実装では、型base-charは型characterのサブタイプとなります。

standard-charは、型base-charのサブタイプとなります。


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