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Function WILD-PATHNAME-P

Function WILD-PATHNAME-P

構文

wild-pathname-p pathname &optional field-key => generalized-boolean

引数と戻り値

pathname - パス名指定子
field-key - 次のうちのどれか。 :host, :device, :directory, :name, :type, :version, そしてnil
generalized-boolean - generalized-boolean

定義

wild-pathname-pは、 pathnameにワイルドカードの要素が現れるかどうかをテストします。

もしpathnameがパス名 （pathnameによって返却されたものとして）であり それがファイルのオープンに使用された名前であるとき、 おそらくそれは、必須ではありませんが、実際のファイルの名前です。

もしfield-keyが指定されないか、あるいはnilのとき、 wild-pathname-pはpathnameにワイルドカードの要素が 含まれているときはtrueを返却し、 pathnameにそれらが含まれていないときは nilを返却します。 もしfield-keyがnilではないとき、 wild-pathname-pはpathnameの指定された要素が ワイルドカードのときはtrueを返却し、 その要素にワイルドカードが含まれていないときは nilを返却します。

例文

;;; 下記の例は移植性がありません。これらは特定のファイルシステムの
;;; 特定のワイルドカード表記で動作するように記述されています。
;;; 他の実装では違った動作になるかもしれません。これらの例は
;;; 説明のためのものであり、規範的なものではありません。

(wild-pathname-p (make-pathname :name :wild)) =>  true
(wild-pathname-p (make-pathname :name :wild) :name) =>  true
(wild-pathname-p (make-pathname :name :wild) :type) =>  false
(wild-pathname-p (pathname "s:>foo>**>")) =>  true ;Lispm
(wild-pathname-p (pathname :name "F*O")) =>  true ;Most places

影響

なし。

例外

もしpathnameがパス名、文字列、 ファイルに関連付けられたストリームの、 いずれの場合でもないときは、 型type-errorのエラーが発生します。

参考

pathname, logical-pathname, 20.1. ファイルシステムの説明, 19.1.2. ファイル名としてのパス名

備考

全ての実装が全ての要素にワイルドカードをサポートしているわけではありません。 19.2.2.2.2. 要素の値としての:WILDと19.2.2.3. ワイルドカードのパス名の制限をご確認ください。

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