Function DELETE-FILE
delete-file
filespec => t
filespec - パス名指定子
filespecで指定されたファイルを削除します。
もしfilespecの指定子が開いたストリームのとき、 filespecと関連付けられたファイルに影響を及ぼします (もしファイルシステムが許容するなら)。 このような場合、filespecは即座に閉じられ、 削除がすぐに発生するか、 あるいはfilespecが暗に閉じられるまで削除を遅らせるかは、 ファイルシステムの要求に依存します。
存在しないファイルの削除を実行したときに、 成功するかどうかは実装依存です。
delete-file
は継続可能ならtrueを返却し、 そうではないときは型file-error
のエラーが発生します。
filespecにワイルドカードの要素が含まれるとき、 またはfilespecがnil
の要素を持っており、 ファイルシステムがnil
の要素を 許容していないときの結果は未定義です。
with-open-file (s "delete-me.text" :direction :output :if-exists :error))
(=> NIL
setq p (probe-file "delete-me.text")) => #P"R:>fred>delete-me.text.1"
(delete-file p) => T
(probe-file "delete-me.text") => false
(with-open-file (s "delete-me.text" :direction :output :if-exists :error)
(delete-file s))
(=> T
probe-file "delete-me.text") => false (
なし。
もし削除処理が成功しなかったときは、 型file-error
のエラーが発生します。
もしfilespecがワイルドカードを含んでいたときは、 型file-error
のエラーが発生するかもしれません。
pathname
, logical-pathname
, 20.1. ファイルシステムの説明, 19.1.2. ファイル名としてのパス名
なし。