Function READ-LINE

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Function READ-LINE

Function READ-LINE

構文

read-line &optional input-stream eof-error-p eof-value recursive-p
=> line, missing-newline-p

引数と戻り値

input-stream - 入力ストリーム指定子。デフォルトは標準入力。
eof-error-p - generalized-boolean。デフォルトはtrue
eof-value - オブジェクト。デフォルトはnil
recursive-p - generalized-boolean。デフォルトはfalse
line - 文字列か、eof-value
missing-newline-p - generalized-boolean

定義

input-streamから、改行かファイルの終わりを終端とする テキストの行を読み込みます。

もしrecursive-ptrueのとき、 この呼び出しはより上位レベルのreadによるものか、 Lispのリーダーによって使われる似たような関数から 埋め込まれたものであると見なされます。

第一返却値のlineは、読み込まれた行であり、 文字列として(もし読み込まれたものに改行があるなら、 それを取り除いたもの)表現されます。 もしeof-error-pfalseであり、 何らかの文字が読み込まれる前に input-streamがファイルの終わりに到達していたときは、 eof-valuelineとして返却されます。

第二返却値のmissing-newline-pはgeneralized-booleanであり、 もしlineが改行で終わっていたときはfalseを、 あるいはlineinput-streamからのファイルの終わりによって 終端されていたとき(あるいはlineeof-valueのとき)は、 trueになります。

例文

(setq a "line 1
line2")
=>  "line 1
line2"
(read-line (setq input-stream (make-string-input-stream a)))
=>  "line 1", false
(read-line input-stream)
=>  "line2", true
(read-line input-stream nil nil)
=>  NIL, true

副作用

なし。

影響

*standard-input*, *terminal-io*

例外

もし行中で何らかの文字を読み込む前にファイルの終わりにが発生したときは、 eof-error-ptrueのときはエラーが通知されます。

参考

read

備考

対応する出力関数はwrite-lineです。


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