Declaration IGNORE, IGNORABLE
(ignore {var | (function fn)}*)
(ignorable {var | (function fn)}*)
var - 変数名
fn - 関数名
declare
変数、関数
ignoreとignorableは、 varへの変数束縛とfnへの関数束縛に対する値への参照に関する宣言です。
ignore宣言は、宣言のスコープ内において その束縛が示す値への参照が生じないことを指定します。 そのような宣言のスコープ内において、 コンパイラーは、 varやfnやspecialのvarの 値の参照が生じているものについて警告を発生させるのが望ましいです。
ignorable宣言は、宣言のスコープ内において その束縛が示す値への参照が生じているか、 または生じていないことを指定します。 そのような宣言のスコープ内において、 コンパイラーは、 varやfnやspecialのvarの 値の参照が生じていないものについて警告を発生させないことが望ましいです。
ignoreかignorable宣言のスコープ範囲外では、 コンパイラーは、 varやfnやspecialのvarの 値の参照が生じていないものについて警告を発生させることが望ましいです。
「使用している」か「使用されていない」のような警告については、 型style-warningにすることが望ましく、 これはプログラムの意味に影響を及ぼしません。
with-open-file, with-open-stream, with-input-from-string, with-output-to-stringによって確立される ストリームの変数と、 全ての繰り返しの変数は、常に「使用されている」ものとして宣言されます。 (declare (ignore v))という宣言の変数vが使用されたときの 結果は未定義です。