Function SLOT-MAKUNBOUND

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Function SLOT-MAKUNBOUND

Function SLOT-MAKUNBOUND

構文

slot-makunbound instance slot-name => instance

引数と戻り値

instance - オブジェクト
slot-name - シンボル

定義

関数slot-makunboundは、 instanceslot-nameという名前のスロットを unbound状態にします。

例外

もしinstanceslot-nameのスロットがない場合は、 下記のようにslot-missingが呼ばれます。

(slot-missing (class-of instance)
              instance
              slot-name
              'slot-makunbound)

(この場合、slot-missingから返却されたどんな値も、 slot-makunboundによって無視されます。)

具体的なふるまいは、instanceのメタクラスに依存します。 もしinstanceのメタクラスがstandard-classなら、 決してエラーは発生しません。 もしinstanceのメタクラスがbuilt-in-classなら、 常にエラーが発生します。 もしinstanceが他のメタクラスなら結果は規定されておらず、 状況によってエラーが発生するかもしれませんし、 されないかもしれません。 特にコンディションと構造体についての動作は規定されていません。

参考

slot-boundp, slot-missing

備考

実装は必須ではありませんが、 実装者はMetaobject Protocolで説明されている 関数slot-makunbound-using-classを使用して 関数slot-makunboundを実装することが強く推奨されます。


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