npt-japanese

% Function SET-SYNTAX-FROM-CHAR

UP


Function SET-SYNTAX-FROM-CHAR

Function SET-SYNTAX-FROM-CHAR

構文

set-syntax-from-char to-char from-char &optional to-readtable from-readtable => t

引数と戻り値

to-char - 文字
from-char - 文字
to-readtable - readtable。デフォルトは現在のreadtable
from-readtable - readtable指定子。デフォルトは標準のreadtable

定義

set-syntax-from-charは、 to-readtable内のto-charの構文を、 from-readtable内のfrom-charの構文と同じものにします。

set-syntax-from-charは、 from-charの構文タイプをコピーします。 もしfrom-charがマクロ文字のとき、 そのリーダーマクロ関数もまたコピーされます。 もしその文字がディスパッチマクロ文字のとき、 そのディスパッチテーブル全体にある リーダーマクロ関数がコピーされます。 from-charの構成要素である特性はコピーされません。

例えば"のような文字のマクロ定義を他の文字にコピーできます。 "の標準定義は、他の文字で呼び出されたときでも同じように その文字を見るようになります。 (の定義を、{へ意味が通じるようなコピーはできませんし逆もできません。 この結果として、 {a b c)のフォームがリストになりますが、 {a b c}ではありません。 なぜならこの定義は常に閉じかっこを見ており、 閉じた中かっこではないからです。

例文

(set-syntax-from-char #\7 #\;) =>  T
123579 =>  1235

副作用

to-readtableは変更されます。

影響

from-readtable内の既存の値

例外

なし。

参考

set-macro-character, make-dispatch-macro-character, 2.1.4. 文字の構文タイプ

備考

ある文字の構成要素である特性(constituent-traits)は、 拡張されたトークンのために構文解析器の中で固定されています。 例えば、もしSの定義を*へコピーするとき、 *はアルファベットの構成要素にはなるかもしれませんが、 それはshort-floatの指数マーカーとして使用することはできません。 より詳しい情報は2.1.4.2. 構成要素としての特性をご確認ください。


TOP, Github