Function EQ
eq
x y => generalized-boolean
x - オブジェクト
y - オブジェクト
generalized-boolean - generalized-boolean
もし引数が同じであり同一のオブジェクトであればtrueを、 それ以外はfalseを返却します。
eq 'a 'b) => false
(eq 'a 'a) => true
(eq 3 3)
(=> true
OR=> falseeq 3 3.0) => false
(eq 3.0 3.0)
(=> true
OR=> falseeq #c(3 -4) #c(3 -4))
(=> true
OR=> falseeq #c(3 -4.0) #c(3 -4)) => false
(eq (cons 'a 'b) (cons 'a 'c)) => false
(eq (cons 'a 'b) (cons 'a 'b)) => false
(eq '(a . b) '(a . b))
(=> true
OR=> falseprogn (setq x (cons 'a 'b)) (eq x x)) => true
(progn (setq x '(a . b)) (eq x x)) => true
(eq #\A #\A)
(=> true
OR=> falselet ((x "Foo")) (eq x x)) => true
(eq "Foo" "Foo")
(=> true
OR=> falseeq "Foo" (copy-seq "Foo")) => false
(eq "FOO" "foo") => false
(eq "string-seq" (copy-seq "string-seq")) => false
(let ((x 5)) (eq x x))
(=> true
OR=> false
なし。
なし。
なし。
eql
, equal
, equalp
, =
, 3.2. コンパイル
印字したときに同じに見えるオブジェクトは、 必ずしも互いにeq
で等しいとは限りません。 印字したシンボルが同じように表示されるものは、 intern
関数を使用したものであれば、 通常は互いにeq
で等しくなります。 しかし、同じ値を持つ数値はeq
で等しい必要はありませんし、 2つの類似したリストは通常同一ではありません。
実装は、いつでも文字と数をコピーすることが許されています。 その効果のため、Common Lispではeq
の引数の両方が「同じもの」のときでさえ、 その「もの」が文字と数のときは、返却値がtrueであることを保証しません。
Common Lispのほとんどの操作は、 オブジェクトの比較にeq
ではなくeql
を使っているか、 そうでなければデフォルトでeql
を使い、 特別に要求されたときだけeq
を使用します。 しかし、下記に示す操作はeql
ではなく eq
を使うように定義されており、 それらを使用するようなコードで上書きすることはできません。
catch |
getf |
throw |
get |
remf |
|
get-properties |
remprop |
Figure 5-11. つねにEQLよりEQを好む操作